2016/01/20

product



日本列島を寒波が襲いとっても寒い日が続いています。

こんだけ寒いと早く春が来ないかな〜と思ってしまいます。


tehu tehuの作るspecimen boxは蝶の採集〜高精度の技術で成される展翅作業、

乾燥を経て完成しています。

自らの持つ技と日頃から鍛えられた感覚を頼りに製作しています。



蝶をネットに入れる。

結構簡単な事と思われがちですが、なかなか思うようにネットは振れません。

ほぼ無限の空中で飛び回る蝶をネットに入れる事は素人では難しいです。

蝶を痛めずに飛ぶ方向を予想して飛んでいる蝶を瞬時に判断してネットインします。

これは色々な場数を踏んで得た圧倒的経験が必要です。



何時間も車の運転をして何時間も山道を歩いて採集する事もよくある事です。

経験と感と技が合わさって蝶は採集出来ます。



私達の作るspecimen boxに入っている蝶は普段の生活ではなかなか見る事が出来ない

種も沢山入っています。

断言出来ます。普段の生活で普通に見る事は自然が沢山残る土地や

山の中で生活しない限りなかなか難しいです。



北は北海道、大雪山系から南は沖縄県、八重山諸島まで日本全国

網を片手に道無き道を自らの足で歩き採集してきた蝶を使用しています。



嬉しい事に少しずつではありますが、「tehu tehu知っている」という方や

tehu tehuを取り扱いたいという店舗様が出てきました。

一般的な認知度に到達するのは難しいとは思っていますが少しだけ。

ほんの少しだけ知ってくれる人がいて、ほんの一握り。

このプロダクトに共感してくれる人を信じて私達は2016年前進していきたいと思います。



予想よりも多くお問い合わせを頂いているハンティングウエアも

今年は数型発売になります。



歴史上、蝶採集に焦点を当てた専用ディティール搭載の洋服はありませんでした。

ブランドを始めるにあたって、ハンティングウエアも製作したいという想いも強く

私達が本気で使えるウエアを試行錯誤の上、発売させて頂く事となりました。


標本を作る事が出来ても洋服を縫う事は出来ませんので

頭の中の思いをパタンナー様に伝え

パタンナー様が、どれだけモノに近づけられるかが

とても重要になってきます。

またその後に本生産で丁寧に縫って頂ける縫製工場様を探すのも大変でした。

通常の洋服と違い縫製行程が増え、簡単に縫えないからです。

パターンを引いて頂ける方・縫って頂ける方・双方が合わさって

tehu tehuのハンティングウエアが出来上がります。

幸運な事に共感して頂けるパタンナー様と縫製工場様が見つかり

生産していく事が可能になりました。

今後、お取り扱いをして頂ける全国の店舗様が増えると嬉しいです。




tehu tehu hunting jacket 1st

ポケット総数が20個とやや多めではありますが、色々と専用のディティールが

詰まっています。蝶採集しない方はアウトドアシーンや山の散歩などでも

使って頂ける便利な使用となっています。

また小さいサイズは女性の方も着れるサイズ感となっています。




採集シーンと本気で向き合える最適な道具。

歴史上ではありとあらゆる専用な道具とモノはありましたが

この専用はありませんでした。

想いをカタチに。

コチラも共感して頂ける方を信じて続けていきたいと思っています。

採集ネットも製作したいですが、コチラはなかなか難しそうですね・・・。


tehu tehu HP

tehutehu instagram