採集をする時に最高のパフォーマンスを発揮するジャケットを製作しています。
標本箱を作る為にジャケットを製作しています。
蝶採集専用のハンティングジャケットはこの世にありませんでした。
オリジナルプロダクトです。
本日はbutterfly hunting jacket 3rdをご紹介します。
今シーズンからの新型です。
1st型、2nd型よりも色々組み込まれているので時間もそれなりにかかりました。
縫って頂いた工場さん、パターンを引いてくれたパタンナーさんには
本当、頭が上がりません。
もちろん、オーダーを頂いたお取り扱い店舗様、お買い上げ頂いたお客様にもです。
発売から時間が経っていますがご紹介します。
まず目を引く胸ポケット。
前回のブログでもご紹介したbutterfly hunting glasses 1st by buddy optical
を収納可能にしたロールオンポケットです。
通常の胸ポケットにメガネやサングラスを入れた方は分かると思いますが、落ちます。
それは山でも同じで落ちてしまいます。
サングラスを常に掛けて入ればいいのですが外す方もいるはずです。
僕も採集時はグラスを掛けますが外すシーンもあります。
胸ポケットに入れて進んでいき、採集・取り込みをしていると
胸ポケットから落ちてしまいました。
貼っただけのポケットでは落ちてしまうので
絵巻物からヒントを得たロールオン仕様にすることで落ちません。
グラス本体とレンズをセパレートで収納可能。
またこのストラップを有効活用したく捕虫網の竿をそのまま挟み込んで使える
2way使用にしています。(実際にモノを見て頂くとわかります。)
合理的なディティールが好きです。
そのまま右胸には捕虫網の枠(40cm~60cm口径)と網を8折りして収納可能な
マチポケットを搭載しました。
写真は枠に網を付けている状態です。
スペアネットを下のポケットに入れる事も出来ますし、外すして収納する事も可。
このポケットがある事により1本は網を手に持ち
ジャケットの中にもう1本仕込む事が出来ました。
2本網を使いトラップ採集やカラーネットを使い分けて採集する事が可能になりました。
理想でした。街中では絶対に使えないですが山の中では最高に使えます。
また竿を収納する為、1st,2ndに比べて着丈を極力短くしています。
こうする事により足にも引っかからず歩行する事が出来ます。
また右胸の網枠収納ポケットの上にはピンセット収納ポケットを配置しています。
また上から4番目のフロントスナップはフェイク仕様でそのまま山岳マップなどが
入るようになっています。使えます。
左脇には蝶を包むための紙、三角紙収納ポケット4連です。
この辺はどのモデルにも搭載されていますので過去ブログで詳細は確認して下さい。
続けます。
右の脇に裏のポケットへアクセス出来る仕様にしています。
1st,2nd共に表へ携帯や細々したモノが入るようになっているのですが
3rdは変えていますので中のポケットを表のように使えるようにしたく
このような仕様になりました。
裏ポケットです。ある程度の道具が入るようになっています。
また荷物が中で動いてポケットを留めておきたいのでテープで留めれるように
なっています。
反対側の裏ポケットです。
この辺は1stと同じ仕様にしています。
過去ブログご覧になってご確認下さいね。
袖も捲れるようにスリーブアップストラップ仕様です。
気温・体温上昇時に助かる仕様①
背面も使える仕様です。
こちらも1st,2ndと同じ尻引きポケットにしています。詳細は過去ブログご参照下さい。
また背中を割っていますので体温・気温上昇時に助かりなおかつ
腕の動き回しも十分。
アクションプリーツの役割も持ってくれています。
いつも通り、熊鈴も付けれるように右裾みはストラップをかましています。
(写真なくてすみません・・・)
生地はなるべく軽量化したく打ち込みが強く薄いウェザーコットンを使用しています。
こちらも使いこむとフェード感をお楽しみ頂けます。
文章がいつも通り支離滅裂の乱文になっていますので少ししたら書き直します。
今、僕が考えれるハイスペックなジャケットです。
是非、お取り扱い店舗様で実物をご覧になって下さい。
長くなりまsh