長い採集旅行でいつもトランクケース所謂ガラガラを持つのがとても嫌でした。
かといって重たいキャンバスのどっしりしたバックパックを背負う気にもなれず。
もう少し気の利いた物は無いか探していたのですが私のリサーチ力では見つからない。
宿に着いてガラガラを開ける動作も気分がよくない。
というのが数年続いていました。
採集道具をカバンの中に仕舞うではなく物を外に付ける。
考えていたのですが実現不可能かと思っていたところ素晴らしいデザインをしている
kailiに出会いしました。ここ1年、2年ほどの付き合いなのですが
話し合ったことを理解して物体に落とし込む力が優れているのでお願いをしました。
丁寧なモノづくりというのは当たり前でその先に求められる事がplusシリーズでは
重要になります。1から10までが自分の力ではないので非常に楽しいです。
品番名がややこしいのですがbutterfly hunting tank 1st plus kaili発売になりました。
メインファブリックはコーデュラ500,強度が求められるボトム部分は1680を使用しました。
裏地は汚れ摩擦に強い210ナイロンを全面に使用しています。
また身体に触れる部分は吸汗、速乾素材を使用しています。
序盤にお伝えした物をカバンの中に仕舞うのではなく着ける。
カバン全面に付いた沢山のピッケルホルダー、枠、ブーツ、竿、など
採集時にすぐ取り出せるようなギア類を付けれるパーツが今後発売となります。
遠征先の宿や車中でガラガラを広げるのがとにかく面倒でした。
採集に使う物が外に出ていることによりその手間も省けます。
効率を考えた結果です。
またこのカバン自体を山の中に持っていく想定ではない為ブラックにしました。
おそらくうちの品番で今後もブラックはこのplus kailiシリーズのみとなります。
メインはロールトップを採用していますので荷物の容量に合わせて調整できます。
だいたいの目安ですが60Lほどです。
メインへのアクセスジップは2(1は止水),並んでいるフロントジップの
メッシュポケットにはtank 2ndが収納可能。
文字じゃ伝わらないので実物をご覧になってください。
そこまで需要も無いかと思っていたのですがお問い合わせを多く頂いており
メーカー在庫も極少です。今後も製作しますが、次回は未定です。
butterfly hunting tank 1st plus kaili お取り扱い店舗
licht (岩手)
compass (福島)
specimenroom tehutehu laboratory tentative(愛知)